コウノ式妖怪研究工房
コウノ式 新型 妖怪図鑑 『新形画図百鬼夜行』
azukiarai
【夜行童子】やぎょうどうじ
『陰陽雑記』にある記述によると、器物が百年経つと霊性を得、人心を誑かせる妖怪となる。この器物の妖怪を「付喪神」といい、平安京ではこの付喪神が徒党を組み夜の都大路を行進する「百鬼夜行」という怪現象が起こった。
この夜行童子は節分の夜にどこからか現れて、古い器物を付喪神に変化させ、百鬼夜行を先導するという童子の妖怪である。
造化の神である「変化大明神」の眷属とされている。
古道具たちの百鬼夜行のお話は面白いけど、やがて真言僧が使役するという不動明王の眷属「護法童子」に退治されてしまう。変化大明神の眷属である「夜行童子」と対になっていて興味深い。
「〇〇童子」って子どもの妖怪って感じするけど、大江山に住む鬼の王さまの酒呑童子や、その子分の茨城童子みたいな厳つい鬼にも「童子」が付いてるよね。童子は大物の証。そういうこと。